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will

惨(むご)い亡骸 嘆く他人様(ひとさま)
食い止めなさいと 言い聞かされた
終わらぬ悪意 毎日の悲劇
乱れもしないのに 息が苦しい

見覚えのある慟哭 見ず知らずの他人の
「助けてくれるはず」の
当然が 刺さる

僕の理由で 戦わせて
当たり前のはずないでしょ
正義の味方じゃあ許されない?
なぜですか 僕なのに
この命をかけるのは

普通の亡骸 いつもの惨劇
僕が捌いてる間に あなたが泣いてた

挫けるほど弱くはない 十割十分打ち克つ
そこに至るまでの思いは(痛みは)人知れず

僕の理由で 戦わせて
守る人を 選びだす
見ず知らずの他人 謝るけど
その弱さを棚に上げて
僕のせいにしないでよ

失格と罵られても
命の重さは同じでも
君と赤の他人じゃ
重さは違うから

僕の理由で 戦わせて
守る人を 選ぶけど
正義の味方じゃあ許されない
なら僕は 何者でもない
何者だって 構わない

恥ずかしい人にはなりたくない
目の前の人 見捨てるような
正義の味方にはなれないから
選ばせて
この命の 使い方

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