もしもこの世界が

もしもこの世界が
物語の中に在ったのなら
君が主人公で僕は背景だろう
 
その他大勢の
繰り返し続ける 同じ毎日
古いカラクリか
脇目もふらぬ日々
 
実は誰も強制してなくて
僕の首は左右に動く
ふと君の方へ傾けた
 
どうしてそんな顔してるの
 
叫べ 足掻け
泥にまみれて
それでもいいから
君に届きたい
 
叫べ 足掻け
何をしてでも
あんな横顔の
君を1人にしたくない
 
もしもこの世界が
物語の中に在ったのなら
起承転結の
転、のあたりだろう
 
もしもこの世界が
物語の中に在ったのなら
頼むからどうか
ハッピーエンドでいて
 
僕の出番は
ないはずだったんだろう
こんなにしゃしゃり出ちゃってさ
 
驚いたかい?「カミサマ」
 
叫び 足掻く
声を枯らして
あの子を助ける役を頂戴よ
 
きっと多分
面白くなる
結ばれるような
ヒーローじゃなくていいから
 
叫べ 足掻け
泥にまみれて
それでもいいから
君に届きたい
 
叫べ 足掻け
何が起きても
こんなシナリオに
君を1人にしたくない
 
もしもこの世界が
物語の中に在ったとしても
僕らは生きている
見てろよ カミサマ